もうすぐ、家庭用ゲーム業界における世界最大級のイベント「E3(Electric Entertainment Expo)」の季節がやってくる。

近年はすっかり日本勢の存在感が薄くなってしまったが、2000年初頭のイベントは「日本人にあらずんばゲーム業界人にあらず」というほどに、日本人の存在感は強かった。

筆者が初めて行った2001年の E3では、開発者でもないのに、日本人というだけで欧米はもちろん、アジアや中南米など世界中から訪れたゲームファンや関係者の皆さんに大変歓待していただけた。

E3の取材時ほど、自分が日本人でよかったと思えたことはなかった。

あの頃の輝きを日本のゲーム産業は取り戻せるのか。角川ゲームス&フロム連合が世界市場に新たな風を吹き込み、日本市場がまた盛り返せるよう期待している。

http://diamond.jp/articles/-/52330?page=5