我々は既に任天堂の君島社長が来年3月までに
スイッチを2000万台販売すると発言したのを聞いている。
この目標を実現するためには
スイッチを前年度の1.4倍売る必要があるのだから驚きの計画だ。


つい最近、報道陣との取材に応じた君島氏も

「ハードを長期的に販売するには2年目が重要だ。
 結局のところ、我々の仕事というのはゲームをあまり利用しない人も含めて
 ユーザー人口をより大きなものに拡大させる点にある」

と説明すると、
任天堂としてはソフトを充実させることでスイッチを長寿化させたいと意気込んでいた。


君島社長はさらにSwitchがWiiを凌ぐのかと尋ねられると
地域によっては、あるいはWiiが上回る国もあるかもしれないが
全体としてはスイッチが、それに対抗しうる存在になるとも発言。
据置でも携帯機としても楽しめる兼用機の強みが
消費者から、とても好意的に受け取られていると述べていた。


また、この勢いが今後も続くのかと問われると
彼は任天堂のゲームは家族で楽しめる形に集中しているが
将来的には、それとは異なるソフトを開発しているサードパーティーが
スイッチの勢いを補佐し、ユーザー人口拡大に努めるだろうとの見通しも示している。


ただ任天堂が優れたゲームを生み出せず
競合他社が興味深いゲーム機を発売するのなら
その勢いはすぐに鈍化してしまうだろうとも警戒感も強めていた。


またゲーム業界の浮き沈みは多くの人が極端に変動すると指摘しているが
任天堂はそういった声をどのように受け止めているのかと質問された際には
多くの人が良い結果をすぐに忘れてしまうと回答。


そのうえでゲーム業界には、それまで思いもかけなかった層を
消費者に取り込める驚くべき力があり、
それを実現するためには常に独創的な案を持ち続けるのが重要だと語っている。
http://nintendoeverything.com/kimishima-on-switchs-momentum-compared-to-wii-and-more/