大手ではないが,日本一ソフトウエアについても触れておきたい。第3四半期までの進捗度が高くなっており,営業利益は,5億5200万円と,通期計画の4億900万円を大きく上回っている(参考URL)。

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 これは欧米での「ディスガイア5」の成功によるものだが,同社は,PSの特定の層だけに対する方針を改め,広く普及を狙うことになったことが大きい。
 今後は日本ファルコムタイトルの移植を,発表済みの「イース8」だけでなく他にまで広げる方針である。PS系の顧客は,忠誠心が高いため,反発を心配していたようだが,
エース経済研究所では,ネガティブな反応はむしろ関心の高さを示しており,反発が大きいほど大きな成果につながるだろうと見ていたため,同社への関心が世界的に高まることで成果を出せると考えている。
 エース経済研究所は、同社に対して特定の層の受けているだけでは、業績の拡大は難しいと評価していた。Nintendo SwitchやSteamといった新しいプラットフォームに対応することで飛躍のチャンスが来たと考えている。注目したい。