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出入りするのに圧力をかける必要がある膜で仕切られた部屋に電子を入れたり出したりするのが
フラッシュメモリの物理的な仕組み

書き換え回数に制限があるというのは、電子を入れたり出したりするたびに、この膜が徐々に壊れていくから
最終的に電子を閉じ込められなくなる

宇宙線や太陽風でメモリエラーの話を聞いたことがあるかもしれんが、この手の放射線によって
閉じ込めた電子が物理的に幕を突き抜けて弾き出されるという現象が確率的(量子論的に)起こる
これによるデータ化けを蒸発とか破損とか表現される

パリティとかシャノン符号とかの単語を調べると、1つの電子が弾き出されてもデータとしては
正常なままというのがわかる (但し、壊れかけ)

入れているデータは徐々に壊れていくが、書き換え回数が少ない場合は、
新たにデータを入れればそこからタイマー再スタートとなる (何年かたったメモリはもう使えないはデマ)