ゲーマーによく知られている企業の1つに毎週水曜日に日本の販売情報を公開する
メディアクリエイトという会社がある。
同社が公開する情報には多くの関心が集まっているが、しかし、もしかしたらこれは今後継続されなくなるのかもしれない。


なぜならメディアクリエイトの社長である細川敦氏がブルームバーグとの対談で
「来月に行う企業方針の見直し会議の後にも現状のような公開を続ける自信がない」
との見解を述べたからだ。
様々な形で日本の販売情報を公開していたメディアクリエイトがそれを取り止めるならば
残念としか言いようがないだろう。


『メディアクリエイトのSwitchに対する分析』


ちなみに今回の対談において細川社長は任天堂スイッチに対する考察も披露しており
それによればSwitchは10歳未満の子供から10代、さらに成人以上のユーザーまで
全ての年齢において売れ行きがいいらしい。
彼によれば、このような偉業を成し遂げたハードは過去にNDSしか存在していないとの事だ。


また長期的な見通しに立ったうえでも任天堂の兼用機には楽観的になれる材料がある、と彼は説明している。
そのうえで彼はスイッチのライフサイクルは7年ほど続くのではないかと語っていた。


『来月以降のメディアクリエイトのデータについて』


メディアクリエイトの売上情報は毎週、無料で公開されており
それはゲーマーからアナリスト、投資家に至るまで多くの者が関心を示している。
細川氏も無料で情報を公開する事こそゲーム業界に自分達が貢献する手段であると話したものの
来月以降もそれを継続する自信がないともコメント。


「私達は自社のデータ情報を収益源に、より大きな事業を行っていきたい。
 具体的に上げれば中国や東南アジア諸国についての調査にも関心がある。
 実際、我々は多くの投資家から信頼を得ている会社なのですから」

と述べていた。
https://mynintendonews.com/2019/03/11/japan-media-create-sales-data-published-on-a-wednesday-might-no-longer-be-free/