昨日のGDCでGoogleは新型ハード・Stadiaを発表し大きな話題を集めていた。
このハードには多くの野心的な試みがなされており、その使用方法は驚きという他ない。
だが価格となるとどうだろう?
彼らはどのインタビューにおいても、それを一切明かさなかった。
そのため幾つかの推測が早くも周囲を騒がせている。


まず最も可能性がありそうな予測として、これは会員費によって成り立っているというものだ。
ソニーのPS NowやマイクロソフトのXbox GamePassに象徴されるようにストリーミングサービスは
一般的に月額会員費などで収益性を保つ傾向が強い。
それに一度かぎりの支払いや興味を示したソフトにその都度支払いを行う消費者より、
毎月定額を支払うユーザーを獲得する方が商売をするうえで明らかに理にかなったものとなるだろう。


また多くの人々がStadiaが支払金額によってサービス内容が変わるのではないかとも予測していた。
これは例えば少額の支払いならば利用可能なゲームが少なく、高額になれば何らかの独占ソフトの利用や
クロスプラットフォームの利用など特別なサービスが受けられるのではないか、といった体の主張だ。


無論、こういった話は推測の域を出るものではない。
だがEAが既に支払金額の違いによって利用可能な物が変わってくるオンラインサービスを提供しており
Googleもこの路線を踏襲するというのは大いに考えられるはずである。


一方、価格はどうだろうか。
他の企業もストリーミングサービスを推し進めている点を踏まえれば、これはそこまで高額にはならないとの予測が強い。
もし法外な料金を設定してしまえば誰も利用しようとは思わないからだ。
Googleの競争相手となるPS Nowが年間100ドル、Xbox GamePassが同120ドルに設定しており
彼らが、これを参考に金額を決定する可能性が高いのは明らかである。


予測の1つとしてはStadiaは、その特徴から
年間180ドル(1万9800円)〜240ドル(2万6400円)ではないかという声が上がっている。
これはつまり月額15ドル(1650円)〜20ドル(2200円)で調整されているという事だ。
ちょうど1年に3本か4本のゲームを購入するのと等しい金額でもある。
ただ消費者の一部はサービス内容を削減する事でお金を節約するというのもあり得るかもしれない。


もっともStadiaの利便性を考慮すれば、こういった金額でも人気を得るのは当然可能なはずだ。
兎も角、今はGoogleの続報を楽しみに待っていたい。
https://gamerant.com/google-stadia-price/
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