アップル、任天堂を買収との観測広まる

 1月16日付米ウォール・ストリート・ジャーナル日本版は、米金融専門誌「バロンズ」の『アップルよ、任天堂を買収すべし コンテンツとプラットフォームの相乗効果に期待』とする記事を転載した。
「バロンズ」は、ダウ・ジョーンズが発行している週刊投資金融情報専門誌で、日本経済新聞社から発行されている「日経ヴェリタス」のモデルとなった。

 

 アップルは1300億ドルのネットキャッシュを、これまでは自社株買いと配当に充てていた。
ティム・クック最高経営責任者(CEO)は「大型の企業買収を検討している」と明言した。


「アップルともっとも相性が良いのは任天堂かもしれない。アップルと任天堂の特質は似通っている。
すなわち、潤沢な現金を有し、利益率が高く、強いブランドを持ち、忠誠心の高い顧客を抱え、ユーザーを捉えて離さないソフトウェアとサービスのエコシステムを備えている。

 
アップルは任天堂を傘下に加えることで、大規模でありながら、成長途上にあるゲーム業界への大きなエクスポージャー(引用者注・市場の価格変動リスクの影響を直接受ける資産)を獲得し、
売上高の面でさまざまな潜在的シナジーの恩恵に浴することになる」(ウォール・ストリート・ジャーナル記事より)

https://biz-journal.jp/2019/04/post_27358_2.html