http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20191011/3030004414.html

浜松市で中学1年生の長男に道路にコンクリートブロックを置かせたとして40代の父親が逮捕された事件で、
父親は、調べに対し、「ゲームアプリ『ポケモンGO』で遊びながら地図代わりにして自転車で現場まで移動し、
長男にブロックを置かせた」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。

浜松市西区の無職の40代の男は、ことし8月、浜松市中区の市道で中学1年生の12歳の義理の長男に
道路にコンクリートブロック2つを置かせたとして往来妨害の疑いで逮捕されました。
父親は、調べに対して、「毎晩のように長男とゲームアプリ『ポケモンGO』で遊んでいて、事件の夜も、
アプリを地図代わりにして自転車で現場付近まで移動し、自分は離れたところにいて長男にブロックを置かせた」
という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。
任意の聴取に対して、長男も同じように話しているということです。

浜松市などでは、去年8月から深夜、道路上にブロックなどが置かれる事件が20件以上相次ぎ
当時、警察は警戒を強めていて、父親は、動機について当初、「警察に疑われているので困らせてやろうと思った」などと話したということです。
一方で、その後は、「息子が暴走した」などとみずからの関与を否定しているということです。

警察は、慎重に裏付け捜査を進めるとともに一連の事件の多くに、この親子が関わったとみて解明を進めています。