このように、天皇には基本的な人権すら与えられていないし、
法の下に平等に扱われる存在でないことが明らかである。

天皇は確かに生物学的には「人」である。
しかし、法律的に「人」であるかどうか、とは別である。
例えて言うなら、かつての奴隷制度では、奴隷は生物的には人間であるが、
法的には人間ではなく家畜と同じ扱いをされ、奴隷を殺したとしても法的に殺人罪は適用されなかった。
或いは、脳死の人間は法律的に死体であるが、生物的には生理もあり妊娠も可能だろうし、生きていよう。
しかし、脳死の人間をナイフで刺し殺したところで、
死体損壊の罪には問われても、法的には殺人罪は適用されない(はず)。