週刊現代で片山被告は最初の逮捕当時の心境をこう説明している。

<「猫が発見された後、江ノ島には防犯カメラがいっぱいあると報道されたんです。(猫に首輪をつけた)ベンチのすぐそばにも防犯カメラがあった、とも。
僕としては『やばい、やばい、やばい』という気持ちになって、言い訳をいっぱい考えました。
このときからです、自分のパソコンも遠隔操作をされているというストーリーを考えたのは。
警察が1月半ばくらいには事情聴取に来るだろうな、と思っていました。
そこで、自分が遠隔操作されている前提での想定問答集をつくった。
これがあったから、その後、ずっと佐藤先生(博史弁護士=筆者注)たちを騙すことができたんです」>