「どうです?すごい鎧でしょう?」琵琶法師がドヤ顔で俺に声をかけてきた。こういう時、どういう顔をしたらいいのか本当にわからない
俺は生粋の近接攻撃信奉者。弓やくない、鉄砲一切使わない。どんな敵にも刀で斬りかかる。政子の生まれ変わり、とか政子二世、
とか政子よりも政子と呼ばれた男だ。その俺に完全弓特化鎧なんてクソの役ほどにも立たないんだよ。うんこ。うんこうんこうんこ
正直そう言ってやろうと思ったが、こいつはまだ利用価値がありそうなので「まさに弓のための鎧だな」と言っておいた
ヤツはゴキゲンだった。その場をすぐに離れ、茂みで即政子殿から戴いた鎧に着替えた。やっぱこれでないとな!フハハハハ!(´・ω・`)