https://www.nintendo.co.jp/interview/switch-oled/index.html


塩田
ハードウェアのバージョンが違っていても、
発売される全てのゲームソフトが問題なく動くことを
保証しないといけませんので、
新しく発売されるソフトを
改良によって世に出たさまざまなバージョンのハードウェアで、
実際に動かして確かめてみる仕事のことです。

一つのバージョンでも動かないと大きな問題になりますよね。
それを一つひとつ、動かして確認しなければならないので、
当時から多くのバージョンのハードウェアを検証用に揃えていました。

ですので、一つの製品で中身をどんどん改良していくというのは、
ファミコン世代から常にやっていたことなんです。

−つまり、お客さまにとってファミコンは「ファミリーコンピュータ」と「New ファミコン」の2種類しかないように見えるけれど、
中の部品の変化などを考えると、実はたくさんの種類があるということですね。
ちなみに製品検査の場には、今もたくさんのバージョンのハードウェアが並んでいるのでしょうか。

塩田
はい、現在市場に出荷されている
さまざまなバージョンの製品を、数多く揃えています。

山下
中身を大きく変えたバージョンは、
必ずロットチェックの対象にしなければなりません。
だから、バージョンの変わったハードウェアを
ロットチェックの検査場に置いておくことは、
すごく重要なことなんです。