はえー(´・ω・`)


人体発火現象

人はなんらかの病気になると、体内に自然にアセトンが増えることがある。
アセトンは非常に燃えやすい化学物質だ。
アセトンに浸した豚肉に火をつけてみると、焼夷弾のように爆発的に燃えあがるという。
ほかの多くの疾病と同様、アルコール中毒がこのアセトンの生成を引き起こした可能性がある。
健康状態の悪い人の体内で多量のアセトンが作られ、それが脂肪組織に蓄積して、静電気やタバコなどによって引火した可能性がある。

人間の体脂肪が可燃性物質、つまりロウで、犠牲者の衣服や髪が芯にあたる。
例えば、タバコの火が衣服についたとすると、皮膚の表面が焦げて、皮下の脂肪が露出する。
熱で脂肪が溶けて衣服に吸収されると、ロウのような役目を果たして、芯が燃え続けることになる。
燃料になるものがそこにある限り、火は燃え続ける。
この場合、犠牲者の体が燃えているのに、まわりのものがほとんど燃えない。