・近年、「5Gの電波が新型コロナウイルスを拡散している」「悪魔崇拝者や小児性愛者の秘密結社が世界を牛耳ろうとしている」といった陰謀論がネットを中心に拡散される。

・そんな陰謀論を信じてしまう人の特徴を、心理学に関する著作を複数持つクリスチャン・ジャレット氏が解説。

・過去の研究では、陰謀論を信じる人々の多くは「異なる出来事同士を関連付ける傾向が高い」「高等教育を受けていない」「批判的思考スキルが低い」といったことが判明。

・これらの研究成果から、ジャレット氏は「陰謀論を信じる人々は物事を関連付けてしまうだけでなく、論理の欠陥を見つける能力も低い可能性が示されています。そして、陰謀論の多くは根本的に欠陥のある論理に基づいています」と述べている。

・さらに、陰謀論を信じる人々は自らの能力を高く見積もる傾向にあることも判明していることからジャレット氏は「無知と自信過剰が組み合わさって、根拠のない信念が定着するための強固な基盤が生まれています」と指摘している。

https://gigazine.net/news/20211114-conspiracy-theory/