既に周知の事実だがエンターテイメントソフトウェア協会は2022年のE3について
物理的なイベントは行わないとの声明を発表している。
そして多くの者がこの宣言を今年も配信限定の開催と受け取ったように思うが
もしかしたら事態は我々が考えているより遥かに悪い可能性が浮上してきた。

いったい何が起こっているのか。
まず周辺の事情を知らない人のために現状を改めて説明すると
ESAは年始に引き続きコロナによる健康被害が深刻であることを理由に
今年も観客を入れる形でのE3は開催しないとの見解を示していた。

だがそれと同時に彼らは
「私達はそれでもこの催しの将来には興奮を覚えています。今後発表される詳細については楽しみにお待ちください」
とのコメントも残していたため、ファンは特に悲観することもなかった。

なぜなら多くのゲーマーはこれをオンライン開催の継続と受け取ったからだ。
だが協会の説明を事細かに検証すると、この声明の中にそれを信じるに足る言葉がどこにも見当たらなかったのもまた事実であり
今年もこの見本市が開催されると確証できる論拠は少なくとも現時点において取れていない。
しかも悪い情報はこれだけではないのだ。
というのも、ここに来て記者のジェフ・グラブが「多分」今年はデジタルイベントも中止されたとの
見方を示しているのである。

無論、これもこれといった根拠はない。
だがグラブのこれまでの記者としての実績を考慮すれば、彼が何の典拠もなくこのような主張をしたとも思えない。
いずれにせよ彼はこの件について
「E3は開催が中止された。物理的な開催はないし、多分配信での開催もないだろう」
とのコメントを残しているのだ。

今のところ協会側から今年の開催の詳細についての情報はない。
事態がどうなっているのかよく分からないが
我々としては何らかの情報が発表され次第すぐに伝えることをここに約束しよう。
また、もし開催が完全な形での中止となってしまったとしてもジェフ・キーリーが主催するイベントや
サマーゲームフェスタ2022が行われることは既に決まっているので、これが救いとなるはずだ。
https://www.nintendolife.com/news/2022/01/e3-2022-in-doubt-as-journalist-claims-digital-event-is-probably-also-cancelled