日清食品は、即席袋麺や即席カップ麺などを対象とした価格改定を6月1日より行なう。改定後は対象商品のメーカー希望小売価格が5%より12%ほどアップする。

 今回の価格改定は麺の主要な原材料である小麦の価格が大幅に高騰していることに加え、包材をはじめとする資材価格やエネルギー費、さらには物流費も上昇が続いていることを受けたもの。様々なコスト削減に取り組んでいたが、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となり価格改定が行なわれることとなった。

 対象となるのは即席袋麺、即席カップ麺、即席カップライス、即席カップスープで、カップヌードルシリーズや日清のどん兵衛シリーズ、チキンラーメンシリーズや日清カレーメシシリーズが対象となっている。日清食品は発表に合わせて「引き続き経営の効率化を図るとともに、よりおいしく、より価値のある製品をお客さまにお届けできるよう努めてまいります」とコメントしている。

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