グランツーリスモ7はPS5用ソフトとして最悪で、ソニー最大の失敗作である
https://metro.co.uk/2022/04/17/gran-turismo-7-is-the-worst-ps5-exclusive-and-sonys-biggest-mistake-16481389/

グランツーリスモ7の問題の中心は、根本的に古臭いゲームであることだ。ポリフォニーデジタルがこの手のゲームを作るのが遅いせいかもしれないが、
グラフィックや物理シミュレーションはいいとして、ゲームの構成やスタイルはせいぜいPS3世代で止まっているように思える。

ゲーム内のカフェにいるおしゃべりなキャラクターが、レースの合間にテキストのみで話しかけてくるのは2022年の最新ゲーム機ではなくPS1世代のように思える。
内容は充実しているが新しいアイデアがなく、正直、数日で興味を失ってしまった。他の多くの高品質なソニーの独占タイトルとは全く対照的だ。

私の主観的な意見ではなく、常時オンライン化、マイクロトランザクションへの対応は大きな問題だと思う。
まず第一に、これらは決して入ってはならないものだった。この問題は以前にもあったが結果は非常に明確で、それを繰り返すのはまさに無能としか言いようがない。

70ポンドもするゲームにマイクロトランザクションが存在すること自体あらゆる面で嫌悪感を覚えるが、さらにゲーム内通貨を意図的に稼ぎにくくするパッチをリリースし、
「犬に宿題を食べられた」という泣き言以来の最悪の言い訳を添えてきたことは、まったくもって情けない限りである。

グランツーリスモ7は退屈で野心的でない続編だが、できるだけ多くのコンテンツを詰め込めばどれだけ面白みに欠けているかに人々が気づかないと考えている開発陣は
時代に取り残され感覚がズレてきているのかもしれない。すでに何年も音沙汰のない「Forza Motorsport」もそうなっているようだ。

もっと大きな問題は、ファンによって変更を余儀なくされるまで、ソニーは70ポンドのゲームで小銭稼ぎをすることが完全に合理的であると考えていたことだ。
この姿勢が他のゲームでも続けばソニーは深刻な問題に直面することになる。
なぜならマネーを必要としていないマイクロソフトは、ソニーの印象を悪くするためにわざと似たような機能を避けることが分かっているからだ。

グランツーリスモ7は現在最もライブサービスに近いゲームだが、今後ソニーのゲームの大半がこの方式になることを望んでいるのだろうか?
そうは思わないが、もし彼らがグランツーリスモ7の失敗から正しい教訓を学ばなければ私は最悪の事態になることを恐れている。