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この子?

母親「息をするのと、DSやるの、どっちがいい?」 ガキ「DS」→即、息子を処刑
重田被告は東京・目黒の自宅で、夫と4人の子どもの6人で暮らしていた。
昨年9月1日。土曜の夜だった。子どもたちが、遊んだおもちゃを片づけない。重田被告はしかった。
家庭用ゲーム機「ニンテンドーDS」などを取り上げて、ごみ袋に入れた。
明日は日曜だから、ゆっくりと眠りたい。そう考えていた重田被告は、午前0時ごろ、
睡眠剤1錠と焼酎の水割りを1杯飲んだ。朝までに2度、目が覚め、そのたびに睡眠剤を重ねて飲んだ。
起きたのは、翌2日の午前11時ごろだった。

三男の滉史君は、もう起きていた。「おかあ、DS」。そう口にした滉史君に、
怒りと情けなさがこみ上げてきた。「思いが伝わってない」
滉史君は、保育園に通う活発な男の子だった。我を通す性格で、
重田被告はかわいがりつつも、普段からしつけに悩んでいた。
「やりたいことだけをやって生活することはできない。そのことを伝えたい」と重田被告は考えた。

 「息をするのと、DSやるの、どっちがいい?」

滉史君にただした。生きるうえで、息をすることは不可欠。遊ぶことよりも大切なはずだ――。
そんな考えが頭をめぐり、こんな問いが口を突いて出たのだと言う。だが、滉史君は答えた。

 「DSするほうがいい」

重田被告は、滉史君の手足をビニールひもで縛ったうえ、目や口に粘着テープを貼った。
そして、ごみ袋を、頭からと足から、2枚かぶせて、粘着テープでつなぎあわせた。