トーチャン「なんだ、こんなところにいたのか。やっと見つけたぞ」
ビッタ「……」
トーチャン「帰って来なさい」
ビッタ「……」
トーチャン「父ちゃん反省したんだ。もうお前のイヤなことはしないよ」
ビッタ「……」
トーチャン「さあ、来るんだ。今日は好きなとこに連れてってやろう」
ビッタ「……」
トーチャン「どこがいい?ご飯は食べたか?お寿司でも食べに行こうか?」
ビッタ「は…は…腹は減ってない…」
トーチャン「ん?そうか…そういえば母ちゃん再婚したらしいな?」
ビッタ「……」
トーチャン「どこの男か知らないが…あの女も…」
ビッタ「…カーチャンの悪口は言うな!」
トーチャン「わ…悪かった。そうだな、ビッタは母ちゃん大好きだもんなぁ」
ビッタ「……」
トーチャン「ん…そこの君はビッタのお友達かな?」
オレ「……」
トーチャン「いかんいかん…いかんなぁ…友達の親に挨拶の一つもないなんて」
ビッタ「お前なんか…親じゃねえよ!」
トーチャン「…ああ?」