>>509
昔々、貧乏な父親が、病気の娘のためにあずきと米を盗んでおはぎを作って食べさせてやった。
娘はそれを歌にして歌って遊んでいたのを村人に聞かれた。洪水が起きて、人柱をたてる話になった時に娘の父親が盗みのために人柱にされて、娘はそれから口をきかなくなった。
大きくなったあるとき、雉が猟師に撃たれたのを見て、娘が「雉も鳴かずば撃たれまい」と言ったという。