「介護」は選択の連続である。施設介護か在宅か、訪問介護かデイサービスか。

介護のために自らの仕事を辞めるか、続けるか。病院選びはどうするか、延命治療は行うか否か──。
その1つ1つを悩み抜き、苦しみの中で全力の決断を続けていく。
その最後に待ち受るのは、死別。
介護はハッピーエンドでは終わらない。
そして亡くなった後も、「これでよかったのか」と悔やみ続ける。