▼「頼むから、今日、死んで(でないと私が死んじゃう!)」
正直に言えば、昨年、亡くなった実母の最晩年には私は毎日、こう思っていた。

「頼むから、今日、死んでくれ(じゃないと、私が死んじゃう!)」

こうした愚痴は、親族などに伝わることもあり、こう言われつづけた。

「この罰当たり!」
「言霊ってあるから、あなたに災いが降りかかるよ!」
「誰もが通る道でしょ?」
「明けない夜はない」
「大事に育ててもらったんでしょ?」
「こんなに進行するなんて、(そばで)何をしてたの?」
「あなたならできる!」