ほかにも、コビーの各園では「“カッコいい大人”である先生がお手本」だ。

たとえば食事の際、保育士の先生だって、嫌いなものはある。しかし、お手本だから残したりはしない。

「うわぁ、ピーマンっておいしいなあ。先生はピーマンが大好きだ」と言いながら食べる。
すると、ピーマン嫌いの子どもたちも少しは食べてみようという気になる。

「残さないように食べなさい」と叱っても、子どもは嫌いなものを食べようとはしない。