冥土の土産にいろいろ教えてくれる人

よくスパイ映画などで「冥土の土産にいいことを教えてやろう」とかのたまう敵キャラを見かける。そういう人物は大抵の場合、予期せぬ何かが発生して非業の最期を遂げるのだ。本書では「冥土の土産オジサン」になりたくなければ、さっさと銃のトリガーを引けと指摘。まあもしも現実にこんな状況があったらそれが正しいのだが、それではドラマが終わってしまうので作劇という観点からすれば0点なのである。