8月の発表では、Disney+に対応しているのは、Apple TV含むApple端末、Chromecast含むAndroid端末、Xbox One、Roku、そしてPlayStation 4。
アマゾンの名はこの時点では出ておらず、今だに追加もされていません。その理由は、WSJの報道によれば広告をめぐるディズニー対アマゾンの対立。
ディズニーとしては、Disney+(広告なしのサブスクサービス)の存在を武器に、ABC、ESPN、Disney Channelなど他のディズニー関連サービスでアマゾンの広告取り分を抑えたい考え。

一方アマゾン側は、もちろん広告費を一定率はもらいたいわけで、なんでも取り分20%から30%の落としどころを見据えて40%からスタートしたディズニーとの交渉が、今や10%にまで下がってきているというのです。
アマゾンとしては、世界で3700万アクティブユーザーを抱えるFire TVにDisney+が対応しないのはディズニーにとって痛手であると当初は強気で挑んだのでしょうが、
人気コンテンツを多数(Marvel系、Pixar系、スターウォーズ系などなど)抱えるディズニーは、実はアマゾン以上に強気だったというね。コンテンツ引き下げるといえば、アマゾンだって及び腰になりかねません。