位相悪化の原因にはいろいろありすぎです。
非可逆圧縮だけが原因ならかなり良い位相を再生できますよ。
古くからのドルビーデジタルは圧縮信号のはずですが
周波数帯には限界があるけど音の発生位置の再現はかなり正確です。
位相が悪くなる原因なら
スピーカーへの距離が統一されてない、スピーカーの位置がITU-Rに則していない、
スピーカーと後ろの壁が近すぎる、視聴位置の近くに壁がある、部屋の大きさを
越えた低音を再生しようとする(これは雑音の発生なので位相そのものの悪化ではないですが)、
AV-アンプにHDMIで音声信号を入力する(パケット送信でアンプ側のマスタークロックが
ノイズにさらされるから位相がとても悪くなるとのこと。信号分離して光デジタルか
同軸デジタルで入力するとかなり改善する)、
その他挙げきれないほど多くの原因有り。
逆に言うとこの辺りの注意事項を守れれば最安10〜15万くらいのコストで
かなりの臨場感を作れます。部屋の大きさ10畳以上(反射音を
考えると広いほど良い)というのが一番のネックかもですが。