内閣総理大臣の身内が、50人ほど大挙してマスクもつけずに神社参拝の何の・・・という報道がありました。
 これを糺す質問に対して「3密」が揃っていないから大丈夫といっためちゃくちゃな回答があったらしいと、
海外の有識者との席で紹介したところ、彼らから「日本はもう持たないだろう」といった冷静な指摘がありました。
「3密」なる我流対策がそもそも穴だらけですが、その「密閉」「密集」「密接」という3つが、
ポーカーか麻雀の役のように、揃ったらアウトという「スリーカード」ポンが問題なのではありません。
 ウイルスが感染するのは一期一会です。この中の一つでもあれば、その瞬間にリスクは「確率変動」して、
端的にいえば急速に「罹患」に近づきます。
 3つ揃ってしまったら、スロットマシンから大量の玉ならぬウイルスが放出されて、
籠があふれる状況になってしまう「大当たり」となるだけのことです。
 各々の「一つ」ですでにダメなのです。分かりやすく記しましょう。
「ウイルス感染者一人と 密閉された空間(例えば病室)にいたら、普通に伝染ります」
「ウイルス感染者一人が 人間が密集した環境(例えば満員電車)に乗り合わせたら、普通に伝染ります」
「ウイルス感染者一人と、密接に接触(例えば介護施設で、車いすの乗り降りや用便、入浴介護などで接)したら、
普通に伝染ります」
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まじか