中国はいち早くコロナの大拡散から抜け出して、今やコロナ禍にまみれ苦しんでいる国々に医療物資を提供したり医療支援チームを派遣したりなどして「コロナ支援外交」を展開している。対象国は一帯一路沿線国を中心に130ヵ国に及んでいる。

アフターコロナで、支援を受けた国々が「中国を糾弾する側」には立たないだろう。

70日以上に及ぶ完全な都市封鎖により経済的に大きな打撃を受けたであろう中国は、しかしその分だけいちはやくコロナから抜け出して経済復帰もほぼ100%に達しており、今もなお感染者が爆発的に増えているアメリカ経済を凌いでいく可能性もある。