『日本の大戦後戦略』はどうだったか?

日本は対米、対中、対ソ連の包囲戦争に敗れ、米国の順属国として冷戦時代を過ごした。
米ソ冷戦構造下における最重要拠点の一つとして、香港同様に経済発展した。

その中で日本の政府は好景気に浮かれ、貴族化し、危機意識の欠如した腐敗を積み重ねてきた。
印象操作による大衆の煽動、利権者同士の利益分配、野党勢力の弱体化工作など、
中国が『巨大犯罪国家』となり果てたのと同様に、日本も『巨大腐敗国家』となり果てたのだ。
挙句、経済発展により米国への依存関係を解消することを妄想し、
『理念ある民主主義国家としての重要なパートナーへの成長』を真剣に語れなかった。

表向きは集票の為の薄っぺらい保守主義を語り、裏では中国と深く繋がり、
中国が対日的な騒ぎを起こしてくれることを内心で歓迎した。
そして国家の腐敗がいよいよ深刻になると中国に尻尾を振って大金持ちになる夢を見たのだ。

日本人もそろそろ夢から目覚める時だ。
仮に中国が国際的ルールを守り経済発展しようとも、今の体質ではせいぜい1億、良くて2億が、
『裕福』と呼べる階級になったところで止まってしまう。
いや、ここ数年中国の経済は
『既に鈍化し始めているが,CCPが数値を隠している』と言われていた。
それ故に中国は5Gにこだわっていたし、アフリカ恰好への政治浸透に熱心だったのだ。
情報を集め、現実を直視し、進むべき方向を見定める時だ。
そして自らが何者か定まった時、『己の言葉で語れる日本人』へと
『NOと言える日本人』へと変わっていくだろう。