そのベルリンのデモ、ソーシャルディスタンス遵守が不可能との理由により
一旦当局に禁止されたが、デモ主催者による裁判所への緊急審査請求で、開催が認められた。
しかしソーシャルディスタンス義務違反により警察が早急に解散を
命じたデモ隊もあった。

デモ隊は、右翼、左翼、失業者、経済的にひっ迫した者、陰謀論者など
ありとあらゆる者のごちゃまぜであった。大半のドイツ人は、日本でワールドカップや
ハロウィンの時に渋谷で騒ぐ若者に対するような評価をしているが、
普通の人の間でも不満の声は大きくなっている。

デモ前日には内閣府長官が「デモをする権利はあると思う」と発言して物議をかもした。
デモ参加者のマスク着用義務違反は厳しく罰金をとられる模様。

前回の8月初めのデモでも、国民がまじめにやっている中、一部の者がすべてを
台無しにしているので、厳重に処罰すべきだと言う政治家が多かったが、
今回その傾向は一層強まるだろう。

一部のスーパースプレッダーが感染を拡大することがわかっているから、
大規模集会は一番まずいだろうと思う。黒人デモの後にアメリカはひどくなった。