アメリカはリーマンショックの補償を全世界にすべきである

近頃、コロナによる経済停滞で、リーマンショック以来の
言葉がよく聞かれる。日本はそれ以外にも、東日本大震災、阪神大震災など
自然災害に見舞われ、同様の経済停滞が起きている。

中国の武漢でウイルスが発生したから、世界各国は中国に補償を
求めるべきだという主張を時折耳にするが、それならば
リーマンショックの補償も世界各国はアメリカに求めるべきである。

経済停滞や恐慌はいわば自然発生的に起こる場合もある。
米騒動や、バブル恐慌など、人々が知らず知らずのうちに
ある方向への一辺倒な経済を強いられ、その歪みがいつか爆発する、
これは誰にも責任がない、あるいは皆にほんの少しずつ責任があり、
いわば仕方のないことである。

最近でもマスクやトイレットペーパー、消毒液などが不足したが、
これも同じような原因である。

ところがリーマンショックは違う。ほんのごく一部の人間が
自分の私利私欲だけのために、世界の経済・社会制度の抜け道を利用し、
全世界の経済に打撃を与えた。すでにアメリカのそうした勢力は97/98年に、
アジア全体の経済を壊滅させた前科もある。

東日本大震災、阪神大震災、近年の洪水などは、
誰にも罪がない自然災害であり、コロナウイルス発生も同様である。

アメリカの人為的な邪悪の心に基づく経済打撃は、
世界が一丸となってその責任を追及し、再発を防止し、
そして当然の補償を求めるべきである。