「人の批判はするけれど『おまえどうだ』といわれれば」  みつを 

「一億総評論家」なんていうことがよくいわれます。
だれでも自由に意見をいえること、 それ自体はいいことですが、
批判するだけなららくなんですがねえ…。
人の批判をする時は、 自分はいつでも傍観者。
具体的に少しも動かない。
自分では手を汚さず、 何一ツしない。
要するに、 自分のことは棚上げなんですね。
いまここを
この自分が具体的に、 どう動くか―
無責任な傍観者になってはいけない。
わが師、 武井哲応老師から、 長年にわたって
徹底的に叩き込まれた教えの一ツです。(相田みつを)