入国者の自宅療養追跡、検体プール式検査、組織的な抗体検査、
マスク等、公衆衛生安全保障対象品の国内需給体制の構築、
等々政府のすべてのコロナ対策は中途半端。大臣があたふたしているのは、
いくら族議員として永くその分野を見てきたといっても、所詮は素人だからある程度理解できる。
更には同じ素人集団の官邸官僚が目立ちすぎる。
他方、問題は、昔に比べ、今や専門家のトップとしての事務次官の顔が見えてこない。
昔は大臣が何もできなくても、事務次官会議を通じて官僚組織がちゃんと機能していた。
今や事務次官を通じた官僚組織が全く機能してない。
理由は何か。事務次官が忖度事務次官で能力がない、
またはそのような無能事務次官の下の官僚組織が次官についてきてないのどちらかであろう。
いずれにしても菅流人事コントロールの悲劇的破綻であろう。