字幕:コロナ後の嗅覚障害と闘う患者と医師 スペイン
https://www.afpbb.com/articles/-/3375238?cx_part=theme-picked
スペイン第2の都市バルセロナの病院で、医師が女性患者の鼻に試験管を近づけ、どんなにおいがするか尋ねる。
患者が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかったのは1年半前だ。

「蜂蜜、バニラ、チョコレート、それともシナモンですか?」。「バニラでしょうか」
とエンカルナ・オビエド(Encarna Oviedo)さん(66)は答えるが、自信なさげだ。
スペインではコロナ感染後に推定50万人が嗅覚を失っている。オビエドさんはその一人だ。
 
「新型コロナウイルスに感染した患者の約70%が、嗅覚を喪失します」と語る。
そのさらに4分の1は、長期間にわたって嗅覚が完全に回復しないままだという。