>>717,725

>今回発表されたオミクロン変異体には、感染力を高めると考えられるデルタ変異体に見られる変異と、
免疫逃避を促進すると考えられるベータおよびデルタ変異体に見られる変異が含まれています。

これらの変異の組み合わせは、自然免疫やワクチンによる免疫の衰えを加速させる
大きな潜在的リスクとなります。

認可されたワクチンのブースター投与は、衰えた免疫力を高めるための現在利用可能な唯一の戦略です。

Moderna COVID-19ワクチン(mRNA-1273)は、50μgの用量レベルで多くの集団に対する
ブースターとして認可されています。

当社は、現在のワクチン用量でオミクロン・バリアントを中和する能力をテストするために
迅速に取り組んでおり、今後数週間でデータが得られる予定です。

2021年初頭から、Modernaは、懸念される新しいバリアントを予測するための包括的な
戦略を進めてきました。この戦略には、現在承認されている50μgのmRNA-1273のブースター用量では、
Omicronバリアントに対する衰えた免疫を高めるのに不十分であると判明した場合の、
3段階の対応が含まれています。

まず、Moderna社は、健康な成人を対象に、mRNA-1273のより高用量のブースター
(100μg)をすでに試験しています。この高用量(100 μg)ブースターの安全性および
免疫原性試験において、Moderna社は306人の被験者への投与を完了しました。

mRNA-1273の100μg投与は、最近、米国国立衛生研究所(NIH)でも研究されており、
過去のSARS-CoV-2株に対して最も高い中和力が得られています。

モデナは、高用量のブースターを投与した患者の血清を中和アッセイで迅速に試験し、
100μgの投与量でオミクロンに対する優れた中和保護効果が得られるかどうかを
確認する作業を行っています。

つづく