「ワクチンこそ感染源。接種者から有害物質が排出される」はデマ

米国マイアミの私立学校学長Leila Centnerのデマをナカムラクリニックが拡散したもの。
中村氏によるファイザー治験文書の誤読がデマを更に複雑化させた。
AFPがFALSEと判定。CDCも「Myths & Facts」で否定。

ナカムラクリニック
https://note.com/nakamuraclinic/n/n1e66fc65de41
「ワクチンにより生成された有害物質が体外排出されるとファイザー社の治験文書に書かれている」は誤読。
妊娠中に環境暴露があった場合は有害事象の有無に関わらず報告することと書いてあるだけ。
これは通常の実験から妊娠者を区分する為の、どんな試験でも書かれる定型文である。

Pfizer治験文書には妊娠中の曝露は報告されるべきであると書かれているだけ。
妊婦が吸入または皮膚接触した場合、またはワクチン接種者が妊婦に接触した場合に報告を求めている。
これは生ウイルスを使うワクチンの治験の話で、今回のmRNAワクチンは関係ない。
治験プロトコルの定型文として書かれているだけのもの。
これがワクチンを接種した人に近づかないようにすべきだというデマの根拠にされた。
https://apnews.com/article/fact-checking-225957174726

Jamie Scott(Simon Fraser University)
「ワクチンが細胞に生成させるのは無害なスパイク蛋白のみで、接種者がウイルスを排出する証拠はない」
https://www.afpbb.com/articles/-/3344334?cx_amp=all&;act=all

シェディングとは、ワクチンの成分が体内または体外に放出されることを表す言葉です。
ワクチンに弱毒化されたウイルスが含まれている場合にのみ発生し、mRNAワクチンでは発生しません。

https://note.com/osamu_iga/n/nd8cacd087826