昨年12月のものを参考までにおいておく @kakuyokusyugiから
再度ブレークスルー感染の種類を整理
@免疫弱者型
A時間超過型
B大量暴露型
C抗体突破型
D感染増強型
@免疫弱者型
ワクチンを打ったり、コロナに感染した場合でも、満足に抗体ができない人がいる。
原因は生まれつきのほかに、老化、HIVなど病気が原因のモノや、癌などで免疫を抑制する治療中の患者などがいる
A時間超過型
時間経過とともに抗体価が低下し、保護効果が弱まったことによる感染。
抗体の量には個人差がある為ばらつきはあるが、およそ半年を超えると多くの人が必要な抗体価の閾値を下回る。
B大量暴露型
たとえ抗体を持っていようと、密室で長時間、大量に暴露したら抗体の保護機能が追いつかず感染する。
感染病院や介護施設などで、全員ワクチンを打ってそんなに期間も経っていないにもかかわらずクラスター感染するのはこれ。
C抗体突破型
抗体価は十分高いにもかかわらず、エピトープの変異によってその抗体が効かなくなることによる感染
オミクロンで、もしかしたらと予想されているのがこれ。
そもそも抗体はS蛋白に比べとても小さいくて、抗原全体を認識し結合するのではなく、一部を認識し結合します。
今回のmRNAワクチンはS蛋白(武漢株由来)の全長をコードしているので、色んな部位の抗体が出来ます。
(460番目の部位の抗体、500番目部位の抗体など)
エピトープの部位によっては、
・奥まったところに隠れているため抗体がくっ付き難かったり、
・意味のない場所の抗体だったり、
・ACE2の結合を阻害するドンピシャの場所の抗体だったり、
と様々さまざまです。
さらに、「460番目が変異した」とか「500番目が変異した」とかなってくると、どんどん効き目が悪くなってきます。
現行のファイザーワクチンは武漢株の抗体なので武漢株やアルファ株には効くが、ベータとデルタには若干効果が弱い。
今話題のオミクロンはどうかというとまだハッキリとは分かってない
じゃぁ変異に合わせて作り直せば解決するじゃんと思うが、
デルタに合わせた抗体にすると、今度はアルファやベータに効かなくなって、そっちが流行するおそれがある。
そしてイタチごっこでキリがない。
なのでワクチン会社は、効果があるうちは現行のものを使い続けるとしている。
DADEについては
様々できた抗体の中には、感染を逆に増強する悪い抗体もある。
しかし、良い抗体が沢山ある場合は、悪い抗体の効果は打ち消し合って表に現れない。
心配されているのは、良い抗体のエピトープが変異して、悪い抗体ばかりになっているのではということ。
それを疑う個人的な目安としては、ワクチン接種者の方が2倍以上感染し易くなっていれば、ADEの可能性も考えられる。(その根拠は英国のデータ)
、今後のワクチンの展望としては、
変異しやすいエピトープを両方入れて置くとかもあったりするが、
だいぶ長くなったのでここらで終わります。