ファイザー社はもともと、妊娠している女性を試験対象にはしなかったことがわかります。
試験中に、23例に妊娠が報告され、そのうち 9例は妊娠を理由に治験中止されたとあり、つまり、この 14人だけが「臨床試験のすべての妊婦さん」だったことになります。
さらには、被験者の妊娠の転帰については現時点で情報は得られておらずとあり、この 14人の治験期間中にご妊娠されたと思われる女性たちの妊娠の維持が「どうなったかはわからない」と書かれてあるのです(なぜわからない?)
最終的に厚生労働省部局は、「接種することは可能と考える」と締めくくっています。「可能」という言葉が使われています。
いずれにしましても、日本でファイザー社コロナワクチンが実際に使用される前提となった厚生労働省の特例承認書の、

「妊婦さんへの安全性の記述は、これがすべて」です。

すごいでしょう。
ここで「接種することは可能と考える」という言葉で表現されているものが、今の社会では妊婦さんに「積極的な接種が望まれる」となっています。

こんな特例承認により、何十万人という日本の妊婦さんたちに接種を現実に行っているわけですが、もしワクチンすべてが「 100%この特例承認書にある成分と同じものだったら」とややぞっとします。