>>834
反ワクには都合の悪い解説だな。


まず一つ目の問題点は、使っているHuh7という細胞。論文のタイトルからはまるで普通の肝臓の細胞で実験しているという印象を受けるが、実際にはこれは日本人の肝臓がんの患者から樹立された細胞で、要はがん細胞。染色体の異常を含め様々な点で正常な細胞とは異なります。

特に今回重要なのは、がん細胞ではしばしばLINE-1というタンパク質の活性が過剰になっているということ。
LINE-1は核内で「逆転写酵素」として働くが、多くの通常の細胞では活性はない。
https://www.nature.com/articles/gim2015119

投与しているmRNAワクチンの量も問題。この論文では200000個の細胞に0.15-0.6マイクログラムを投与しているが、
ファイザーワクチン(30マイクログラム)接種時に最終的に肝臓に行く量は20%くらいだというデータがあるので6マイクログラムだとして、肝臓の細胞数は2500億個と見積もられている。

それを考えると今回の論文の実験では、接種によって曝露されると思われる量の「約3万倍」の量を与えていることになり、これも現実には全然則していない。