馬渕が2014年に書いた予想

<シナリオ1>
>東南部においてロシア系住民を虐殺する。そうなれば、自国民保護という国際法上の大義の下に、
ロシアが東南部に限定して軍事介入する。そこで、世界世論を侵略者プーチンへの抗議行動へと誘導して、
プーチン大統領を国際社会で孤立化させる。このような国際社会の動向に呼応して、ロシア国内で
親欧米NGOの指導の下に反プーチン・デモを扇動する。デモ隊の中にテロリストを潜入させ流血の混乱を
引き起こし、その責任をロシア治安当局に押し付けて最終的にはプーチンを失脚させる。

<シナリオ2>
>ロシアが直接的に軍事介入をしなくても、親露派を軍事支援しているとの口実で、一層経済制裁を強化して
ロシア経済に大打撃を与える。やがてロシアで金融危機が発生し、ロシア政府にIMFに対する
支援を求めざるえを得なくさせる−。

「世界を操る支配者の正体」馬渕睦夫 より