7.最大のワルの ジェイク・サリヴァンの 「蛇のようなサリヴァン」“ Snaky Salliivan  “ が、これから何をしようとしいるかを、私は、どんどん調べた。
中国の外交トップの 楊潔?(ようけつち。政治局員)と、3月14日に、サリヴァンは、7時間、激論した。「ロシアに加担するな」と、中国を脅し上げた。が、中国がそんなものに負けるわけがない。

 「今、一番、困っているのは、当のお前だろ」と中国は見抜いた。「ロシアへの一方的な制裁は間違っている。やるなら、一律で、きちんとやるべきだ。欧米がやっていることは、ダブル・スタンダードだ。自分たちは、ウクライナにこれほどの大量の軍事支援をしていながら、よくも、そんなことが中国に言えるものだ」と応じた。 そして、中東諸国を始め、アメリカからの「ドル離れ」でである。 ・・・・

8.フランスのマクロンが、プーチンに、2月7日に、持ちかけたという
ウクライナの、「フィンランド化」Finland 化、 Finlandization 「フィンランダイゼイション 」がヨーロッパで、話題になっている。中立国にする、なるべきだ、理論だ・・・。

9.ロシアに沸き起こっている neo Eurasianism ニューユーラシア主義の思想運動について。プーチンたちは、もう、ヨーロッパ人であることを捨てた。ユーラシアンであることの自覚を持った。

10.「パトリオット PAC2 」 、 PAC3 迎撃ミサイル。と シアター・ミサイル・デフェンス  MD の 配備の今後・・・

11.プーチンは、2月24日に、自分が、ウクライナ侵攻で、策略に陥れられたのだ、と気づいた。そして核兵器に言及した。経済制裁が27日にあって、それに対して、28日に、「核抑止部隊を高度警戒態勢に置くこと(いつでも直ちに、発射できる状態)」の命令を出した。

 これは、ディープステイトが、自分を大きく罠にかけて、絞め殺しに来たと、理解した時に、自分の持てる力を点検して、互角に戦うには、核戦力の使用を相手に言うことだ、と分かったからだ。これに、バイデンたちディープステイト側は、真っ青になった。「プーチンは、本気でやる」と。・・・・

12.核戦争の脅威は、どれぐらいあるか。プーチンは、戦術核(タクティカル・ニュークレア・ウエポン)をどのように使うか。・・・

13.安倍晋三と、橋下徹が、2月28日に、テレビで言いだした、「日本もアメリカの核を配備する(配備してもらう)」の ×「核シェアリング」を考える、議論すべきだ、は、決定的な弱さがある。 まず、「核シェアリング」という英語は無い。存在しない。ヨーロッパにもない。

 アメリカは、日本ごときに、自分たちのお宝である、核兵器を、与えたり、貸したりすることはない。危なくて仕方がない、と考える。北朝鮮が核兵器を持っていることと、それはアメリカにとって全く同じ危険だと考える。もし日本に核を貸したら、アメリカに向かって打つかもしれない、と考えるのだ。

 アメリカの核配備は、自分だちだけでの決定だ。「置いてもいいか」と、ベルギー、オランダ、ドイツ には、聞いて、OKを貰って、置いている。だが、日本には、アメリカは、絶対に、核兵器を、持たせない。自分たち米軍が、勝手に、知らん顔をして、持ち込こととはする。それに対して、日本政府も問い合わせることもしないで、知らん顔をする。それが日本の上手な生き方だ。

 日本を操(あやつ)っている、ジャパンハンドラーズの頭目の、リチャード・アーミテージも、マイケル・グリーンも、×核シェアリングなどという、奇妙奇天烈な日本人の造語のコトバを、受け付けない。鼻から相手にしない。 このことも秘密になっている。

 だから、×核シェアリングと 言う議論は、そもそも、存在しないのだ。このことを。副島隆彦が、はっきりと暴露しておく。 バレたか、と思う者たちは、このことを、次の日米合同委員会で、言え。

 同じく、国連憲章第48条を根拠とする、「集団的自衛権の行使を、日本は、推進する」と言ったって、アメリカは、相手にしない。アメリカは、日本ごときと、集団、仲間だなどと、思っていない。だから、この日本だけで、専門家を自称する者たちが議論している、「集団的自衛権の行使」の議論も成り立たない。アメリカは、これも鼻から相手にしない。

 取り急ぎ、上記の13項目を挙げて、「ウクライナ戦争。8本目」として、簡単に要点だけ書いておいた。   副島隆彦拝