三島由紀夫:
 俺は「楯の会」ぐらいしかつくれなかったけどさ、幸福の科学はもうちょっと大きな組織を持っとるんだからさ、
何とか、それ、政党に精神棒を入れないと。

もう政党も”崩壊”してしまいそうな……。

いちばんこれから大事なときに、”崩壊”しかかっとるじゃないか、もうなあ。

ちょっと、それは……”崩壊”したあと中国が攻めてきたりしたら、ほんと、笑われるぞよ。

大川紫央:政治家は、公共心をもっと持たなければいけないですね。自分のために戦ってはいけないですね。

三島由紀夫:まあ、トランプが退いてしまった場合は、一気呵成に攻めてくる可能性があるからな。

 「中国犯人説」? 「この(コロナ)ウィルスが世界に蔓延したのは、中国が犯人だ」とまだ断定できない状態だから、
(中国としては)そのときに攻めなきゃいけないよな。

犯人だと分かって攻めたら、みんなが応酬してくるに決まってるからさ。

だから、分からないうちがいいね。

 だから、来年)、とても危険だよ。

疾風怒濤かもしれないよ。

大川紫央:三島先生が自決するときに、その下でワアワア言っていた自衛隊の人たちと、(今の)日本は別に何ら変わってはいないという感じでしょうか。

三島由紀夫:いや、まあ、あのころよりは、自衛隊員がもうちょっと国防意識を持っているがね。

あのころは、「死にたくないので自衛隊」って言ってたぐらいだから。

大川紫央:(今は)実際の脅威が近づいてきているのは分かりますよね。

三島由紀夫:現実にはな。

それは脅威はあるからね。

あのころはソ連だったからさあ。

仮想敵はソ連だったんだよ。
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『 三島由紀夫 川端康成の霊言 現代日本への 憂国のメッセージ 』
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