マーケティング視点からワク信を見て気づいた事の続き。
例の人が牛丼屋に入ったのは2018年からで「牛丼マーケティングの寵児」とまで言われた有名人らしい。
ただじゃあこの人が講師として喋った内容や、実際に行った戦術が誰も思いつかなかった天才的発想かと言うと
そんな事はなくてむしろマーケティングを勉強し始めた人ですら知ってる昔から言われてる基礎の基礎。
はっきり言って今まで社員の誰かしらはその程度のアイデアくらい出してたんじゃないかと思うんだよね。
マーケティング業界で上に行くのに必要なのはデータ分析力や発想力ではなく、企画を上に通せる力なのかもしれない。

で、何が言いたいかと言うと以前社員が案を出したであろう時は却下されてる訳だ。
この程度のアイデアすら却下されるなら他のアイデアも却下されまくってるであろう。
そしてそういう事が続けば社員は意見を出さなくなるし、どうせ却下される案を話して変に仕事増やしたり
上司に目をつけられたりするくらいなら何も言わずに上に合わせるようになっちゃうって事。
こういう所でも自分の意見は出さない。上の言う事に従う国民性が作られちゃってるのかもなと。

とにかくこの程度のアイデアで「寵児」と言われてしまう部分が
あんな簡単な問題ですら解けた人が頭良いと勘違いしてしまうワクチンと重なってしまった。