耳ざわりがよい、という言葉は誤用とは言いきれないという説もありますね
夏目漱石なんかも使ってるし
耳障りだ、神経に障る、そういう意味合いの言葉があるので誤用とされているわけだが
一方で、手ざわりがよい、肌ざわりがよい、なんて言葉もある
舌ざわりがよいなんて言葉もある

個人的には、「さわる」は元々はみんな感触の意味をさしていたのが、
目障り、耳障り、という言葉だけ悪い方に特化していったのではないか、
むしろ実はこっちのほうが誤用だったのではないか、という気もしますね

参考 https://www.bunka.go.jp/prmagazine/rensai/kotoba/kotoba_004.html