RNAコロナワクチンは細胞内で逆転写される: current issues in molecular biologyに掲載された論文から
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n97288f00daf3

コロナワクチンに使われているスパイクタンパクは血管毒性を持ち、肺や心臓、脳にも障害を起こす事があります。スパイクタンパクは血流を循環し、さらにエクソソーム上のスパイクタンパクは4ヶ月以上も全身を巡る事が報告されています。RNAコロナワクチンは1-メチル-シュードウリジンで修飾されており、簡単には分解されません。しかし、なぜスパイクタンパクが数ヶ月以上も体内に残るのか、あるいはスパイクタンパクの生産が体内で続くのか等、疑問は多く残っています。


RNAコロナワクチンが逆転写されてゲノムに組み込まれるかどうかについては議論となっています。しかし、そもそも遺伝子ワクチンとしてDNAもコロナワクチンに使われている時点で既に問題なのです。アデノウイルスはゲノム挿入酵素を持っていませんが、遺伝子治療に使われるアデノウイルスベクターがゲノムに挿入される事は報告されています。DNAコロナワクチンを接種した人の中には、スパイクタンパクがゲノムに組み込まれた人が既に存在していると考えられます。ではRNAワクチンなら安全なのか?そうとも言えないというのがこの研究からわかります。

LINE-1の作用機序から考えると、LINE-1が逆転写したDNAはゲノムに挿入されることが懸念されます。転写に必要なプロモータはワクチンのRNA内には見当たりませんが、ゲノムの挿入箇所次第では転写されて、細胞が半永久的にスパイクタンパクを生産する可能性があります。

私は、コロナワクチンを接種した人全員のコロナワクチンに暴露された全ての細胞でスパイクタンパクがゲノムに挿入する、とまで言いたいわけではありません。しかしながら、確率は不明ですがコロナワクチンが細胞内で逆転写される以上、ワクチン接種者の中にはスパイクタンパクがゲノムに挿入される事態が想定されるのです。その場合、挿入されるのは全長のスパイクタンパクの場合もあれば、部分的なスパイクタンパクが他の遺伝子と融合タンパクを作る場合もあるでしょう。ゲノムに取り込まれた遺伝子を体内から除去する方法は、現時点では存在しません。このリスクは決して無視できるものとは私は思いません。