国立遺伝学研究所の川上浩一教授
「未知のことが多い。遺伝子を人体に導入することには慎重であるべきだ」
「遺伝子ワクチンは人工合成した遺伝物質を筋肉に注射し、体内でウイルスのタンパク質の一部を生成させる。
外部で培養された抗原などを打つ従来型のワクチンとは根本的に異なる。
通常は10年以上かかるワクチン開発を、今回は約1年で実用化。
遺伝子ワクチンが実用化されるのは、今回が事実上初めてだ。
動物実験で人工遺伝子が肝臓に到達した例があったといい、
体内に入った後の遺伝子の動きを完全に制御することはできない」

ビル&メリンダ・ゲイツ財団 上級プログラムオフィサー
GAVIワクチンアライアンス エボラ対策上級プログラムオフィサー
など歴任したバンデン・ボッシュ博士
「現在の新型コロナウイルスワクチンは最高の人々がつくった最高のワクチンだ
しかし、このワクチンの大規模接種は直ちに中止すべきである」
「ワクチンは普通の流行では推奨されるが、
パンデミックのときの大規模接種は避けるべきである。
大規模接種は変異株をつくり、それを拡散する。」

医学博士加藤菊也国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学客員教授
「残念ながら、現状はバンデン・ボッシュ博士の予測通りの展開になっている」