クラスター内の構成員で、感染が判明しても不顕性の人がいるケースは当初より報告されている
また、感染し不顕性で無症状のまま発症を免れた人が、数週間後以降など、しばらくして咳や微熱等の症状が出始め治らず長引いているケースもある様だ
症状が僅かで軽いので受診しない人もいる様だが、症状が増悪したり倦怠感等で受診する人もいる様だ

ウイルスが体内に数ヶ月以上残っている調査報告等もあるが、実態としては感染時に負った炎症が、その時は当人が気付かないほど小さな炎症々状だったのに時間経過とともに炎症が亢進や拡大する悪循環に陥っているのかも知れない (PGやサイトカイン産生等のポジティブフィードバック等)

新型コロナの後遺症が今後どの様な病態病理へ伸展するのか未知だが炎症性疾患等は現代医療でも外科的、内科的に対応可能なので感染後に何か症状があれば放置せず酷くならないうちに早めの受診を試みるべきかも知れない
限局的な炎症でも部位によっては予期せぬフェイタルな病因を招く訳にはいかないかも知れない
急性期はもとより慢性期の生存率の高さも医患ともに守ってもらいたい