河野大臣がブログで、反ワクチンの人が誤情報を流すのは4つの理由のどれかが当て嵌まると主張されています。

1.ワクチンを批判して、自分の出版物やオリジナル商品に注目を引き寄せてお金を稼ぐ。

2.科学よりも自分の信奉するイデオロギーに基づいて主張する。

3.過去に誤ったことを発信したために抜け出せなくなっている。

4.自分に注目を集めたい。

おそらく3.はトーンダウンしていくでしょうから、害は少ないでしょう。



1.2.4.は渾然一体としていますが、最も大きな声を発し、新規の主張を思い付くのは 1.が主目的のタイプです。

つまり反ワクチン活動が一向に終わらないのは、儲かるからです。

ワクチンが有効だという本を書いても医学生ぐらいしか買わないでしょう。

(Plotkin's Vaccinesと学生向けの本を1〜2冊ぐらい買うぐらいです。)

しかし「ワクチンは危険だ。陰謀だ。」と書かれた本は不安を煽って買う人がいるのです。

またお金を徴収してセミナーを開いたり、「ワクチンを打たなくても良いという説明を聞いた」という免罪符を販売している医師もいます。

世の中に一定の割合で全般性不安障害の人々はいます。

(不安の強い人は2.のタイプで、エコーチャンバーとして機能してしまうのです。)

そういった人からお金を巻き上げようとしているのです。