https://kaiho.or.jp/guide/internal_medicine/104_fever_2021#:~:text=%E3%81%BE%E3%81%9A%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87,%E3%81%A8%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

発熱って、どこからが発熱?何に注意した方がいいの?

■発熱の定義
発熱とは体温が正常な日内変動を逸脱して上昇することを言います。これは視床下部の体温基準値の上昇に伴って生じます。では、発熱とはいったい、何度からを指すのでしょうか?そこにはいくつかの定義が存在します。
まずは日本の感染症法では『37.5℃以上を発熱、高熱は38℃以上』と定義されています。
学術的には、ハリソン内科学では『午前の体温で37.2℃以上、午後の体温で37.7℃以上と定義される』と記載されています。37.5℃を目安に自分の平熱と変化を把握しておきましょう。
平熱が低い人の場合は37.5℃を超えていなくても、明らかに普段より1℃以上体温が高い状態が続いている場合や何かしらの随伴症状がある場合は受診を検討しましょう。また、平熱が高い人でも37.5℃を超える場合は油断せず受診を検討しましょう。