ルナもルナも!

人喰いバクテリアとは?

劇症型溶血性レンサ球菌感染症は主にA群β溶連菌という細菌によって引き起こされる。
A群β溶連菌は小児の咽頭炎原因菌として知られているが、人喰いバクテリアと呼ばれるのは、このうち強力な毒素を生成するものだけである。

発症すると数日以内に血管や神経などが壊死し、あちこちの臓器に障害を起こして、ショック症状になり死亡することが多い。

日本における最初の典型的な症例は1992年に報告されており、毎年100-200人の患者が確認されている。
そして、こ のうち約30%が死亡しており、きわめて致死率の高い感染症である